AGCガルバノクラウン 純金とセラミックの被せ物
2018.07.17
ベースとなる金属の色は象牙質(歯の内部の組織)の色に近い金色であり、また温かみのある色調であるため、歯の表面部分となるセラミックを盛り付けるときに、無理に金属色を消す必要ありません。そのため、天然の歯が持つ透明感を再現しやすく、審美的にも優れています。
歯の表面の色を再現している材料はセラミックであるため、強度の面でも優れており、奥歯にも用いることができます。また変色も起こりません。茶渋やヤニなどのステインも付きにくく、付いたとしても簡単に落とすことができます。
AGCガルバノクラウンの構造
純金とセラミックを組み合わせた被せ物です。
人体に馴染みやすい純金と、審美性に優れたセラミックを用いることで、自然で美しい歯を作ることができます。
またアレルギーを防止し、歯茎との境目の変色も発生しません。
金属冠
右の写真は、ベースとなる金属冠を金含有率99.9%の純金で作製し、その表面にセラミックを焼き付けたものです。