歯のホワイトニングは「歯を白くキレイにするためのケア」ですが、実は歯医者さんで行うホワイトニングが歯周病や口臭の予防にも役立つことがあります。
歯医者さんのホワイトニングがもたらすお口の健康効果とはどんなものなのでしょう?
改善できる口臭は「歯周病によるニオイ」
口臭の原因はさまざまです。
例えばニンニク、ネギ、ニラなど臭いが強い食品を食べた場合は口臭が発生しますし、お酒やタバコが口臭の原因になることもあります。こういった口臭は一時的な場合が多いので、ホワイトニングで改善することは難しいでしょう。
でも、プラーク(歯垢)や歯石が溜まることで発生する口臭や、歯周病が原因で発生した口臭の場合は、ホワイトニングで改善される場合があります。
そもそも歯周病で口臭がひどくなるのはなぜ?
歯周病の大きな原因は、歯の周りに溜まる汚れ「プラーク」です。このプラークをエサにして繁殖した細菌が歯ぐきに炎症を起こし、最悪の場合は歯を支える骨まで溶かしてしまいます。残念ながら、溶かされた骨は元に戻ることはありません。なので、歯周病にならないように、歯医者さんに定期的に通うのは、とても大切なことです。
歯周病では強い口臭が症状として現れることが多く、歯ぐきの中に溜まった膿などが慢性的にイヤな臭いを発生します。
歯周病を放置すれば、どんどん口臭も悪化してしまうでしょう。
ホワイトニングで口臭対策できるワケ
歯医者さんでホワイトニングをする場合には、基本的にホワイトニング前に歯とお口の健康状態を確認し、必要があれば歯のクリーニングをしてプラークや歯石の除去をします。
プラークや歯石を除去すれば歯周病を予防することもできますから、それだけでも口臭予防にもつながります。歯の表面の汚れを取ることになるので、ホワイトニング剤が歯の表面に行き渡りやすいです。
また、歯医者さんのホワイトニングで使用する薬剤自体に殺菌効果があり、虫歯や歯周病予防の助けにもなります。
定期的なケアで、歯とお口の健康を継続
ホワイトニングの効果は永久的なものではありません。一度ホワイトニングした歯でも、日常の飲食などにより、どうしても色が戻ってきてしまいます。
つまり、白い歯を保つためには定期的なホワイトニングが必要となります。
歯を白く保つために定期的にホワイトニングを行って、同時に歯科検診と歯のクリーニングも行なっていけば、継続的に歯とお口の健康を維持しやすくなりますよね。
実際、歯医者さんでホワイトニングしたことで歯のケアに対する意識が変化して、繰り返していた虫歯が無くなり、歯とお口の健康を保てるようになったというケースも少なくないようです。
定期的に歯医者さんで歯のクリーニングを受けることは、白い歯になるだけでなく、虫歯や歯周病、口臭予防にもつながります。
かしこく歯医者さんを利用して、キレイで健康な歯とお口を手に入れましょう!
※治療結果は患者様によって個人差があります。
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