歯の表面は鏡を使えばすぐに見えるので、誰でも一生懸命、歯磨きをしていると思います。
でも、歯の裏側はどうでしょう?
みなさんの中には、歯医者さんで歯の裏側を見せられて黒ずみに驚いたことがあるという人もいるかもしれませんね。
歯の裏側、しっかりと磨いておかないと、どんどん汚れがたまってきてしまいますよ!
歯の裏側を見てみよう
正面から鏡を見ると、ついつい歯の表面ばかり見てしまいますが、口を大きく開けて首の角度を変えてみれば、歯の裏側を見ることができます。
見えにくい場合は、歯医者さんが使っているような小さな鏡を口の中に入れ、大きな鏡と合わせ鏡にしてチェックしてみましょう。最近は口腔内拡大カメラもあるので、歯の裏の様子が家でも確認できます。
普段、歯の裏側は見えないので、なんとなく歯ブラシを当てて磨いているだけという人もいるかと思いますが、予想以上に汚れて黄ばんだり黒ずんでいるという人もいらっしゃるのではないでしょうか。
特にタバコを長年吸っている人は要注意。ヤニによる黒ずみがベッタリ、なんてことありませんか?
裏側の歯みがきのコツ
歯の裏側の黒ずみを落とすコツをご紹介します。
用意するのはヘッドが小さくて毛が硬めの歯ブラシと、ホワイトニング専用の歯磨き粉。
適量の歯磨き粉を歯ブラシに乗せたら、歯の裏側に垂直に歯ブラシを当てて、細かく動かして1本1本磨いていきます。
ただし、覚えておいて欲しいのは、黒ずみはそう簡単に落とせないということ。長い時間かけて蓄積された汚れは、自分で取るのは難しいこともあります。
継続的な歯磨きで少しずつ落としていくか、これ以上汚れを溜めないようにするしかありません。残念ながら、自分で綺麗に取り切るのは非常に難しいです。
自分で取れない場合は歯医者さんに相談がベスト!
ホワイトニング専用の歯磨き粉の場合、研磨することで歯を白くするものもあるので、大切な歯のエナメル質を削ってしまう可能性は否定できません。
そうなると歯に大きなダメージを与えてしまうので、できれば歯医者さんに相談して、セルフケアとプロフェッショナルケアの両面から歯のクリーニングによる対処を行うことが賢いと言えるでしょう。
自分の歯磨きではなかなか落ちなかった頑固な汚れも、歯医者さんでクリーニングをしてもらったら、あっさりキレイになってスッキリ☆なんてこともありますよ!
※治療結果は患者様によって個人差があります。
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