1日3回、毎回時間をかけて歯みがき…というのは理想かもしれませんが、忙しいお母さんや仕事でなかなか時間が取れないというビジネスマンの方も多いですよね?
そこで、時間がなくてもできる、忙しい人のための歯のケア方法についてまとめてみました。
デンタルリンスを活用
朝晩の歯みがきはできても、仕事の都合などで昼食後の歯みがきタイムがなかなか取れない、という人は案外多いでしょう。
昼食の時間を活用したランチミーティングが長引いた…ということもあれば、デスクの上で仕事をしながら昼食をササっと済ませる、ということもありますよね。
ゆっくり歯みがきをしている時間がない、そんなときは、デンタルリンスで口内を清潔にしておきましょう。デンタルリンスを小さいボトルで携帯し、トイレに行くついでなどに使えば、そんなに時間はかかりませんよね。
うがいをしっかりするだけでも、残った食べかすはある程度取り除けます。デンタルリンスで口臭の予防にもなります。
また、携帯歯ブラシの使用後の管理も難しく、しっかりと乾燥させなければ、カビなどの菌が繁殖しやすいので、デンタルリンスを最初から代用しても良いと思います。
ティッシュで歯を拭く
歯みがきをする時間がないけれど、歯に汚れがついてざらつくのが気になる場合、ティッシュを指にまいて歯を拭き取るという手段もあります。水が無くてうがいができない、というときにもできる方法です。
乳歯のケアや口腔ケア用のウエットティッシュなど、お口のケア専用のシートも販売されています。キシリトールが配合されていたり、ミントの香りなどがついているものもあります。
ただし、あくまで応急処置的な方法で細かい部分の汚れは取り除くのが難しいので、歯ブラシを使ってきちんと歯みがきをしましょう。
電動歯ブラシ
現在、さまざまなタイプの電動歯ブラシが市販されています。コンパクトな形状で持ち運びやすいものはバッグに入れて持ち歩くことが可能です。
洗面所にいく時間はとれるけど、あまりゆっくりできないという場合など、電動歯ブラシは、人間の手の何倍もの速さで歯を磨くことができるうえ、上手に使えば短時間・効率的・簡単に歯垢を取り除いてくれます。
持ち運び用の歯ブラシを使われる方に注意してもらいたいのが、しっかりと歯ブラシを乾燥させることです。乾燥させなければ、カビが繁殖してしまいます。歯を磨いたあとによく洗い、ティッシュやペーパータオルなどでしっかりと水気を取り、15分程度乾燥させてから、歯ブラシケースに入れることをオススメします。
定期的な歯科検診でケア不足を補おう!
ご紹介した方法は、あくまでも時間がないときにもできるという簡易的なケア方法になります。
歯と歯ぐきの健康を守るには、やはり歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシなどを使ってきちんと汚れを取ることが基本です。日中忙しくても、特に寝る前の歯みがきだけはしっかりすることをオススメします!
寝ている間は唾液の分泌量が減りますので、歯に汚れがのこっていると虫歯や歯周病が進行しやすくなってしまいます。時間が取れる夜の歯みがきタイムでは、自分に合ったアイテムを使ってしっかりと歯みがきしましょう!
時間がないけど、自分の歯のお手入れにちょっと不安があるという人は、半年~1年間隔の歯科受診でも構いません。受けてみてください!
定期検診での虫歯や歯周病のチェックだけでなく、クリーニングをするのもおすすめです。定期的にチェックしていれば、もし虫歯が見つかったとしても早期治療で治療期間を短縮できることもあるでしょう。歯周病の進行を防ぐことにもつながります。
かしこく時短ケアを取り入れて、健康な歯とお口を守りましょう!
※治療結果は患者様によって個人差があります。