病気やケガをした場合、必要があれば病院に行きますが、病気やケガをする前にあえて病院には行きませんよね。
病気やケガをしたら病院に行って治療してもらうように、虫歯や歯周病になったら、それから歯医者さんに行って治療してもらえばいいんじゃないの。と、思いがちですが、歯医者さんには歯が痛くなる前に行ったほうがいいようです。
どうして歯医者さんは、何も症状がなくても行ったほうがいいのでしょうか。
その理由を歯医者さんに聞いてみました!
Q.歯が痛くなくても歯医者さんに行ったほうがいいのはなぜですか?
皆様が歯医者さんに行くきっかけは何でしょうか?
「歯が痛い」「歯がしみる」「歯ぐきが腫れた」など、何らかの症状があるために行かれることが多いのではないでしょうか。
しかし、症状が現れてからでは虫歯や歯周病が進行してしまっていることも多く、治療に期間や回数を要したり、最後には抜歯しなければならなくなることもあります。そうなる前に定期的に歯医者さんで検診を受け、なるべく早めに症状の進行を食い止めることが大切です。
Q.歯が痛くなる前に歯医者さんに行くメリットとは?
歯が痛くなる前に歯医者さんで定期検診を受ける事のメリットは、何と言ってもお口の中の問題点の早期発見、早期治療、虫歯や歯周病などの予防ができるという事に尽きると思います。
定期的な虫歯チェック、歯石取りなどを行う事により、お口の健康状態をキープし、虫歯や歯周病を予防することが可能です。
Q.歯医者さんの定期検診の検査内容は?
最近では歯科ドックなどの名称で定期検診を行っている歯科医院も多いようですが、検査項目は基本的には、虫歯のチェック、歯ぐきの健康状態の検査、噛み合わせのチェック、あごの関節のチェック、親知らずのチェックなどを行います。
他にも唾液検査を行い虫歯菌や歯周病菌の数を調べて患者さんの虫歯リスクや歯周病リスクを調べる歯科医院もあります。これらの検査を行い、患者さん一人ひとりの問題点を見つけ、症状の進行を予防したり、治療を行ったりしていきます。
歯ぐきの検査をして、歯石取りを行う事により歯周病を予防できますし、歯にフッ素を塗布する事で歯質を強化し虫歯を予防することができるのです。
Q.定期検診はいつ頃行くのがいいですか?
定期検診は定期的にお口の健康状態をチェックする事に意味があります。あまり間があきすぎると、気づかないうちに虫歯や歯周病が進行する事がありますので、3ヶ月ごともしくは半年ごとの受診をお勧めします。
Q.歯医者さんの定期検診で検査以外に何をしてもらえる?
定期検診では虫歯や歯周病の治療、予防だけではなくお口の健康状態をキープするための様々なアドバイスを受ける事ができます。虫歯や歯周病にならないようにするための歯みがきの仕方、歯や歯ぐきによい食生活など一人ひとりの生活習慣に合わせたアドバイスを行っております。
患者さん自身がお口の健康状態に関心を持ち、毎日のブラッシングと定期検診により、一生使う大切な歯を守ることが大切なのです。
二度と生えてこない、大切な歯を守るには
人間の永久歯は、一度抜けてしまったら二度と生えてはきません。
もし歯が無くなってしまった場合はインプラントなどの治療法もありますが、噛む機能や見た目は戻せても、やはり天然の歯に勝るものはありません。
先生のお話にもあるように、歯を守るためには、何かトラブルが起きる前に未然に防ぐことが大切ですね!!
きちんとケアをしてお口の健康が保たれると、体の健康にも役立ちます。歯が健康でキレイな状態だと、ホワイトニングをしたいと思った時も、事前に何か治療などをせずスムーズに行うことができます。
健康で白い歯をキープできれば、笑顔も増えて、メンタル面にも良い影響がありそうですよね。
定期検診はどこの歯医者さんでもやっていますが、中にはこういった「予防」に特に力を入れている歯科医院もありますので、歯医者さん選びのときにチェックしてみては。
治療ではなく、予防で歯医者さんに通って、健康な歯とお口を保っていきましょう!
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