歯医者さんで行う「ホワイトニング」というと、薬剤を塗って歯の色を白くする方法がよく紹介されていますが、他にも歯を白くする治療方法があるのを知っていますか?
差し歯のように大きく歯を削る必要はないのに、歯を白くすることが可能な審美歯科治療のひとつ「ラミネートベニア」について、歯医者さんに聞いてみました!
Q.ラミネートべニア法とは、どんな治療ですか?
ラミネートべニアは、歯の表面を少しだけ削り、その上に薄いセラミックのシェルを接着させる治療で、簡単に言うと、歯の付け爪のようなものです。
変色している歯の色調の改善や、小範囲の歯並びの改善、隙間の開いた歯の修復や歯の形を改善することが可能です。
ラミネートべニアは歯の表面を少し削るだけなので、歯へのダメージや痛みが少なく、治療期間も短く済み、ある程度自分の好みに色や見た目も改善することができ、変色しにくいのが特徴です。
海外では広い意味での“ホワイトニング”と考えられています。
Q.ラミネートべニア治療は、どうやって行うのですか?
○カウンセリング
まずは歯の状態を確認し、ラミネートベニアが適しているか総合的に判断します。必要に応じてレントゲン撮影なども行います。
○術前処置
ラミネートベニアを行う歯に虫歯があれば、先に虫歯の治療を行います。また、歯茎の状態が悪い場合も事前に治療を行います。
○施術
術前処置が済んでいれば通常は約2回ほどで、治療が終わります。
“歯を削り型をとる日”と“ラミネートベニアを接着する日”の2回です。(※後日、調整が必要になる場合もあります。)
まず、歯の表面のエナメル質を薄く(0.5mm~0.7mm程度)削り、型を取ります。
その後、型に合わせて作ったセラミックのシェルを、削った歯の表面に専用の接着剤で貼り付けます。
Q.ラミネートベニアには種類があるのですか?
上にご紹介した方法は、一般的なラミネートベニアの方法です。
他にも特殊なラミネートベニアの治療法として、セラミックを用いずその場で樹脂のシェルを貼り付けるダイレクトベニアや、歯の表面を全く削らない極薄のラミネートベニアなどもあります。
歯を白くする方法のひとつの選択肢「ラミネートベニア」
歯医者さんで歯を白くする方法「ラミネートベニア」は、短い期間で歯の見た目を改善できるのですね!
ホワイトニングは自分の歯そのものを白くすることができますが、薬剤のはたらきに個人差がでることもあり、希望の白さになるまでにある程度期間が必要だったり、施術後の食事の制限などもあります。
もし、できるだけ早く歯の色を改善したい!という場合はラミネートベニアも選択肢のひとつに考えてみてもいいかもしれません。
さらにより詳しいラミネートベニアのメリットやデメリットについては
「歯を白くする方法、「ホワイトニング」と「ラミネートベニア」ってどう違うの?」
でも、先生に聞いてみました!
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