歯の色を気にする人は増えている
ドラッグストアに並ぶたくさんのデンタルケアグッズのなかでも、ホワイトニング効果をうたった商品は目立ちます。
それだけ歯の色が気になっている人は多いということですが、実際ここ最近、特に20~30代の女性の歯の美しさに対する意識が上がり、歯のホワイトニング関連商品の市場規模も拡大しているといわれています。
ホワイトニング歯磨き粉の効果って?
ところで、市販の歯磨き粉の歯を白くする仕組みってご存知ですか?
もちろん、製品によってその成分や働きは違いますが、実はホワイトニング歯磨き粉は歯の色そのものを白くするわけではありません。歯磨き粉のホワイトニング効果は、歯の表面についた着色汚れを落とすというはたらきが主になります。
ですので、もともとの汚れを落とすことで歯が白く見えるという効果はありますが、実際に歯そのものが白くなっているわけではありません。
歯そのものを白くするには
自分の歯そのものを白くするためには、薬剤を使って歯の内部を漂白する方法の一つにホワイトニングがありますが、この方法は今のところ歯医者さんでしか行うことはできません。
ホワイトニング歯磨き粉を使って、思ったよりも歯が白くならないという人におススメです。ホワイトニングの効果は永久的ではないため、元に戻ってしまいます。希望の白さに近づいたら、定期的にホワイトニングの回数を重ねて、歯の白さを長持ちするとよいでしょう。
歯のお悩みやホワイトニングのことは、歯医者さんに相談しましょう!
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海外では、歯医者さんでよく使う過酸化水素という成分の入ったデンタルケア製品が低濃度ではありますが市販されています。でも、日本の医薬品医療機器等法(旧:薬事法)では市販品への使用は許可されていません。
濃度が高い過酸化水素は知覚過敏を引き起こし、歯がしみる、痛むなどの症状が出る場合もありますので、使用する際は十分注意が必要です。
ホワイトニング歯磨き粉の使いすぎに注意!
あなたの歯の黄ばみの原因が主に着色汚れの場合は、歯磨き粉で表面の汚れをとるだけでもホワイトニング効果を実感できるかもしれません。
ですが、その効果をだそうと、研磨成分の含有量が高いホワイトニング歯磨き粉を使ってゴシゴシと力を入れて歯磨きをすると、かえって逆効果になってしまうことがありますので注意してください!
あまり強くゴシゴシ歯磨きをし過ぎると、歯の表面に傷がついたり、歯ぐきが下がってしまうことも。やり過ぎて歯の表面がザラザラした粗い状態になると、その細かな歯のデコボコに汚れが付きやすくなってしまいます。
でも逆に・・・
歯の表面をツルツルにしていれば、着色汚れはつきにくくなります。
歯医者さんのケアで、歯の本来の色をキープ
セルフケアで歯の表面をツルツルに保つのは難しいですが、歯医者さんでクリーニングをしてもらえば、自分では取るのが難しい細かな歯の汚れを取り、表面をツルツルピカピカにしてくれます。
歯医者さんでは、普段の歯磨きでは取りきれない汚れをしっかりと除去してくれますので、歯の本来の白さを引き出せます。
ホワイトニングするまでじゃないけれど、歯の色が気になるという場合は、定期的に歯医者さんでクリーニングしてもらうのがオススメです。
(歯医者さんは定期的に通う所なので、歯の色が気にならない方も行って下さいね。)
※治療結果は患者様によって個人差があります。
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