審美的な歯科治療だからといって、ただ見た目がきれいになるだけでは、口腔全体を考えた包括的な治療とは言えません。
当クリニックでは患者様が見た目だけでなく、お口の機能面でも納得していただけるような治療を行うことを心掛け、審美的な歯科治療をご提案・提供しています。

歯科医療の目的は、咬合の生涯維持と健康寿命(クオリティオブライフ)の保全を実現するためだと思います。
機能的であるのはもちろんですが、審美的であることも当たり前のことだと考えています。

歯科治療を受けたいけれど「忙しくてなかなか通院できない」という方もいるかと思います。
しかしながら、たとえば義歯や前歯が合わずに、モゴモゴとした話し方になってしまうと、自分の意思を周囲に伝えることが十分にできず、仕事や交流、人間関係にも支障が出るかもしれません。
ぜひご自身の健康寿命(クオリティオブライフ)をお考えください。

ホワイトニングとは、専用のホワイトニング剤を歯に塗付して、削らずに無理なく歯を白くきれいにする方法で、ホームホワイトニング(ご自宅で行なうホワイトニング)とオフィスホワイトニング(歯科医院で行なうホワイトニング)があります。
ホワイトニング剤の主成分である過酸化水素や過酸化尿素に強い光と熱を加えることにより、水と酸素に分解され活性化酸素が発生します。その際に歯の着色汚れを分解し、歯が白くなります。これがホワイトニングの仕組みです。

通常、虫歯治療で使用される金属製の詰め物は、お口を開けたときに目立ってしまい、審美性に劣ります。
また、金属部分は少しずつ酸化し、時間の経過により溶け出してしまうため、歯肉の黒ずみや、人によっては金属アレルギーを起こす原因になります。
そこで、セラミックを使用したクラウンやインレーが使用されるようになりました。セラミックは、天然歯に近い輝きや光透過性を持ち、耐久性にも優れています。また、生体親和性に優れ、内面に金属を使用していないものであれば金属アレルギーの心配も少なくなるので、安心して使用していただけます。

患者様の訴えをお聞きし、CTやレントゲン画像、3Dシミュレーションの結果などを見ながら、立案した治療計画を、カウンセリングの際にお伝えしています。

CTでは、従来のレントゲンとは異なり、歯や顎の骨、神経や血管の位置などの情報を立体的に撮影できます。
当クリニックでは安全な治療を行えるように、CTで撮影したデータを活用し治療を行っています。

マイクロスコープとは医療用顕微鏡のことです。
これを使用することで、患部を3〜20倍に拡大し、明るい視野のもとで精密な治療を行うことができます。

高圧蒸気滅菌器をはじめとする滅菌用の機器にて、一人ひとりの治療が終わるごとに使用後の器具を滅菌しています。
こうすることによって衛生管理に努めています。
また、複雑な構造をした治療器具なども、内部まで滅菌洗浄を行うなど、見えない部分にも注意を払った滅菌を心掛けています。

当クリニックでは「半導体レーザー」と「CO2レーザー」を活用しています。
これらは炎症の抑制、痛みの軽減、治癒の促進、組織の活性化などの効果を期待し使用しています。
歯肉や粘膜の切開や止血などの外科手術、歯周病や口内炎の消炎、傷口の消毒、沈着したメラニン色素(歯肉の黒ずみ)の除去、根管治療、知覚過敏の緩和、顎関節症の痛みの緩和、また、「CO2レーザー」では虫歯の蒸散(高温で蒸発させて虫歯を除去する)などの治療も行っています。

歯周病治療、根管治療などに使用する装置です。
歯周ポケットにジェル状の光感受性物質を注入することで、活性酸素が発生し、細菌の細胞壁や膜だけを破壊して滅菌を行います。
歯周病による腫れ、出血、痛み、インプラント周囲炎、歯根嚢胞(歯根の先端に膿が溜まる病気)など治療に効果が期待できます。