岡村デンタルクリニック医院HP

東京都千代田区神田神保町3-2 サンライトビル2階

審美的な歯科治療について

審美的な歯科治療とは、見た目の自然さを追及した治療のことだと考えます。主に、白く美しい歯を目指すホワイトニング、人工歯を使用して虫歯に目立ちにくい詰め物や被せ物をする治療、失ってしまった歯をできるだけ自然に修復するインプラント治療などがあります。美しい笑顔を手に入れ、自分に自信を持つことにより、人生をより豊かにできる可能性のある治療だと思っています。

オールセラミックによる審美的な歯科治療

天然の歯に最も近い色調と透過性の再現を目指す

オールセラミックは、歯のクラウン（被せ物、差し歯）やブリッジ治療における金属を使用しない治療法です。セラミックの特長は、天然歯に近い色調と透過性を再現しやすいことです。オールセラミック治療の場合、目に見える部分だけでなく裏側まですべて白いセラミックを用いるため、自然な見た目に仕上がるケースが多いです。

オールセラミックの特長

・元の歯に近い透明感で自然な仕上がりになりやすい
・好みの色に調節できて、着色汚れがつきにくい
・金属アレルギーの心配がない
・金属類によって起こりやすい歯の根元や歯茎の変色の心配がない

セラミックでできた歯の冠（クラウン）

セラミッククラウンは文字通り、セラミックでできた歯の冠（クラウン）です。陶器でできているので、変色しにくく、色や形が自由に調整できる材料です。
公的医療保険で治療できるクラウンに、銀歯やレジン（白いプラスチック）がありますが、見た目にも目立たずに、変色しにくい材料にしたいなら、セラミッククラウンがいいでしょう。歯の周りを1～1.5mm程度削ってつくった土台の上に、クラウンを被せます。歯の向きを大きく変えることを目標とする矯正治療や、差し歯として使用する場合は、歯根（歯の根っこ）に土台を入れた後にクラウンを被せます。
虫歯治療で被せた銀歯を白い歯に替えたい人、外から目立つ前歯の歯並びを短期間でキレイに治したい人に適していると思います。

ジルコニアセラミックによる審美的な歯科治療

セラミックの中には、金属と同じくらいの硬さがあり「白いメタル」と呼ばれるジルコニアという素材があります。ジルコニアは強度としなやかさ、美しさを兼ね備えた、セラミックの中のセラミックともいえる歯科材料だと考えます。

ジルコニアセラミックについて

ジルコニアセラミックは、2005年に厚生労働省の許認可を取得した歯科材料です。主原料である酸化ジルコニアは、強度が特長で、スペースシャトルの耐熱タイルやF1のブレーキシステムの部品に採用されてきました。また、人体に対する安全性（生体親和性）も期待でき、整形外科の分野では人工関節の材料としても活用されています。