セラミックで歯並びを整える

通常の矯正治療では、歯を動かすことで歯並びを改善します。
しかし、患者様によっては歯並びだけでなく、歯の大きさや形を気にされている場合などもあり、そういった場合はセラミックを使用する治療の選択肢もあります。

セラミック治療の種類

セラミック治療は大きく、セラミック素材を使用して治療を行うことの相称になります。
実際には次のような治療が考えられます。

• クラウン(被せ物)…セラミック素材でできた被せ物を使った治療です。歯の白さを取り戻すだけでなく、噛み合わせの改善、患者様によっては長期的なホワイトニング効果を目的として受ける場合もあります。
• インレー(詰め物)…セラミック製のインレーの特徴として、変色に強い点があります。
  また、形を調整し、噛み合わせの改善も行えます。
• 銀歯の交換…笑ったときや、口を開けたときに金属製や、変色した詰め物、被せ物が気になることがあるかもしれません。そういった場合は、セラミック素材に置き換えることができます。
• ラミネートベニア…主に前歯を対象にした治療法です。歯の表面を少し削り薄い着け爪のようなセラミックを張り付けることで、すきっ歯や、欠け、変色などをきれいに整えることができます。

ガムピーリングとは

何かしらの要因で黒ずんでしまった歯茎を、本来のピンク色に戻すための治療です。
皮膚再生を促すための薬剤を歯肉に塗り、1週間ほどかけて歯肉をピンク色にしていきます。

歯茎が黒ずむ原因として考えられるものにはいくつかの原因があります。
ガムピーリングでは、その中でもメラニン色素の沈着によるものを改善できます。

ホワイトニングとは

歯は表面の汚れであれば歯磨きや、歯科医院で受けるクリーニングできれいにすることができます。
しかし、内部にまでしみ込んだ着色をきれいにするためにはホワイトニングが必要です。

ホワイトニングには、大きくオフィスホワイトニングとホームホワイトニングがありますが、どちらも、薬剤を使用し、歯に染み込み黒ずみの原因となった色素を分解・漂白することで歯を白くする治療です。
歯を削るなどの必要はなく、負担を小さく歯を白くできますが、すでにセラミック治療を受けている、歯の神経を抜いている、着色以外が原因の変色には対応できません。
また、ホワイトニングによって得られた歯の白さは永久的なものではなく、持続期間はホワイトニングの方法によって異なるので、ご希望を伺ったうえで治療方法をご提案します。