のんちゃんさんの相談
カテゴリ:差し歯について
セラミックの歯と八重歯について
2つ相談があります。まず1つ目はセラミックの歯の取り外しについてです。現在、2番(左右両方)にセラミックがついています。私は歯並びが悪く、凸凹を減らすためにセラミックをつけました。ですがやはり凸凹が気になり歯列矯正をすることにしました。歯列矯正をする際、セラミックを外すことになると思いますが、歯列矯正が終わったらまたセラミックを付ける必要はありますか?かかりつけの先生にはセラミックを付ける時にザラザラ感を出しただけなので、付け直さなくてもコーティングをすれば大丈夫と言われたのですが…。コーティングしただけだと虫歯になりやすいなどのリスクは高いのでしょうか?
2つ目は八重歯についてです。私は八重歯があるのですが、神経をぬいて被せ物をしています。少しでも歯並びを良くしたくて治療しました。ですが、治療をしたあとに神経をぬいた歯は脆くなると知り、後悔しています。これもかかりつけの先生に聞いたら神経を抜いただけでそんなに削ってないので、脆くはならないと言われたのですが…本当でしょうか?心配なので様々な先生に意見を聞きたく投稿させていただきました。よろしくお願いします。
- 太田歯科クリニック
- ( 静岡県 静岡市 )
- 2018-03-12 17:38:00
まず、セラミック歯の表面処理についてですが、矯正のブラケットを接着するために表面をざらざらにした後、終了後に研磨、コーティング、ということかと思います。ある程度光沢が出ますが、微細な研磨キズは表面に残るので、少し見た目に光沢が不足するのと、水分の吸収などによりセラミックの強度は落ちます。虫歯との関係は無いと思います。
第二に、神経を抜くことですが、たしかに少しずつ脆くはなっていきます。ただ、犬歯の歯質は肉厚ですから、それほど心配なさらなくても大丈夫です。根に補強材のポストを入れて冠で
被せれば破折の心配は少ないです。しかし、神経を取ったことによる「根尖病巣」(根の先端に病巣をつくる)ができる可能性はゼロではありませんので、定期的な診査が必要になります。
第二に、神経を抜くことですが、たしかに少しずつ脆くはなっていきます。ただ、犬歯の歯質は肉厚ですから、それほど心配なさらなくても大丈夫です。根に補強材のポストを入れて冠で
被せれば破折の心配は少ないです。しかし、神経を取ったことによる「根尖病巣」(根の先端に病巣をつくる)ができる可能性はゼロではありませんので、定期的な診査が必要になります。