なつ様　初めまして！　アイエスデンタルクリニック院長・審美歯科医　石田智子でございます。
　この度は、神経の無い歯を白くしたいというご希望ですね。
　大切な歯をあまり削りたくないというお気持ちをお察しいたします。
　以下に治療方法を列記いたします。

＊ウオーキングブリーチ法
　歯を全く削らずに、歯の中にお薬を入れることによって歯を白くしていく方法ですが、白くなる度合いには限界があり、以前と同様の白さにはならないことが多いです。今はあまりやらない施術です。

＊ラミネートベニヤ
　歯の表面だけ0・3〜0.5ミリ削って薄いセラミックを張りつけて色や形を改善する方法です。歯を削る量が少なくて良いのですが、歯そのものの色がとても濃い場合は、歯の色が透けてセラミックの色も少しグレーがかることがあります。
　また、歯自体、神経がなくなるともろくなって割れやすくなっており、せっかく表面は綺麗になっても裏からヒビが入ったりすることもあります。

　以上を勘案すると、神経が無い歯の場合は、きちんと土台を入れてセラミックなどの被せ物をすることが、長い目で見た場合、歯の健康を守るためにも審美的にも一番良い方法であると思います。
　
　ご担当医先生と良くご相談なさってお決めになってくださいませ。
　なつ様の歯が一日も早く良い状態になりますことを心よりお祈りしております。どうぞお大事になさいませ。
　石田智子

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