しーさんさんの相談
カテゴリ:ガミースマイル
ガミースマイルで悩んでおり、先日歯医者さんで歯肉形成後セラミックを勧められました。
検討するので一旦持ち帰り、色々調べてみると歯肉の後戻り?によってセラミックとの境目が炎症を起こす場合があることを知りました。その様なことはまれなのでしょうか?
もし炎症を起こす可能性があるのであればそれを勧めている歯医者さんはどうなのかと疑問です。
どうかお答えいただけるとたすかります。
- アイエスデンタルクリニック
- ( 東京都 港区 )
- 2022-10-03 15:24:00
しー様初めまして。アイエスデンタルクリニック院長・審美歯科医石田智子でございます。
この度は、ガミースマイルの治療でお悩みとのこと、前歯はその方の印象を左右する大切な場所ですから、とても気になりますよね。お気持ちをお察しいたします。
ガミースマイル改善のために歯肉整形を行ってセラミッククラウンを被せるという治療のあとに、歯と歯肉の境目が炎症を起こすことがあるというのが心配ということですね。
確かに、やみくもに歯肉をカットしてセラミッククラウンを被せると、歯肉が炎症を起こすことがございます。
全てのケースでそのような炎症を起こすということではないので、歯肉が炎症を起こす原因について以下に列記いたします。
*術者側に原因がある場合
1、歯肉整形をする歯肉の位置が歯周ポケットの範囲を超えている場合
歯肉をカットする量が大きすぎると、骨も一緒に削合する必要があり、その場合は歯肉がのちに増殖しやすくなります。
2,歯肉整形が不十分で結合組織などを取り残している場合
歯肉整形の際に、歯肉の一部を取り残してしまうとその組織が増殖して炎症を起こしてしまいます。
*患者様側に原因がある場合
1.セラミッククラウンを入れた後、毎日のブラッシングを怠っている場合。
ブラッシング不足ですと、歯肉に炎症が起きます。どの歯でもお手入れ不足では同じく炎症が起きてしまいますが、特に歯肉整形を行った際には、歯と歯肉の境目にはブラシの毛先を優しくあててブラッシングをする必要がございます。
2,セラミッククラウンを入れた後、歯肉をこすりすぎている場合
逆にブラッシングをし過ぎてしまっても、歯肉に傷がついて炎症を起こしてしまいます。
セラミッククラウンを入れたのちは、必ず歯科医院での専門的なお手入れが必要でございます。
以上の4つがなければ、歯肉整形をしたのちにセラミッククラウンを被せることにリスクは少ないと思います。
歯肉整形は、歯肉の構造を熟知した歯周病専門医に行っていただくのが良いかと存じます。
しー様の歯が一日も早く綺麗に輝くように、心からお祈りしております。どうぞお大事になさいませ。
石田智子
この度は、ガミースマイルの治療でお悩みとのこと、前歯はその方の印象を左右する大切な場所ですから、とても気になりますよね。お気持ちをお察しいたします。
ガミースマイル改善のために歯肉整形を行ってセラミッククラウンを被せるという治療のあとに、歯と歯肉の境目が炎症を起こすことがあるというのが心配ということですね。
確かに、やみくもに歯肉をカットしてセラミッククラウンを被せると、歯肉が炎症を起こすことがございます。
全てのケースでそのような炎症を起こすということではないので、歯肉が炎症を起こす原因について以下に列記いたします。
*術者側に原因がある場合
1、歯肉整形をする歯肉の位置が歯周ポケットの範囲を超えている場合
歯肉をカットする量が大きすぎると、骨も一緒に削合する必要があり、その場合は歯肉がのちに増殖しやすくなります。
2,歯肉整形が不十分で結合組織などを取り残している場合
歯肉整形の際に、歯肉の一部を取り残してしまうとその組織が増殖して炎症を起こしてしまいます。
*患者様側に原因がある場合
1.セラミッククラウンを入れた後、毎日のブラッシングを怠っている場合。
ブラッシング不足ですと、歯肉に炎症が起きます。どの歯でもお手入れ不足では同じく炎症が起きてしまいますが、特に歯肉整形を行った際には、歯と歯肉の境目にはブラシの毛先を優しくあててブラッシングをする必要がございます。
2,セラミッククラウンを入れた後、歯肉をこすりすぎている場合
逆にブラッシングをし過ぎてしまっても、歯肉に傷がついて炎症を起こしてしまいます。
セラミッククラウンを入れたのちは、必ず歯科医院での専門的なお手入れが必要でございます。
以上の4つがなければ、歯肉整形をしたのちにセラミッククラウンを被せることにリスクは少ないと思います。
歯肉整形は、歯肉の構造を熟知した歯周病専門医に行っていただくのが良いかと存じます。
しー様の歯が一日も早く綺麗に輝くように、心からお祈りしております。どうぞお大事になさいませ。
石田智子