ともよ様

こんにちは。はじめまして。

患者様の立場から、治療後のことで、
なかなかご担当の先生にお話ししずらい
お気持ちがよく分かります。

今回のセラミックインレーの件について、客観的な視点からみた
アドバイスとしてお聞きいただければ幸いです。

歯の修復、つまり詰め物・被せ物を製作、セットするうえで大切なことは、

・お口（および全身）への適合性（精密さ）、整合性（噛み合わせの調整）
・審美性（自分の歯のように美しい状態への再生）

などがあるかと考えます。

今通われている先生も、とても丁寧にご説明や治療をなさって
いただけたことを推測しますが、ともよ様が本当に期待されていた

「溝にも本物の歯のように茶色く色をのせる」

というところまでのご要望までは把握しきれなかったのではないかと
思います。

審美性の基準については、人の感覚にも大きく影響されるところですので、
しっかりと要望をお話合いすることが、今回のような要望の食い違いを
避けるために必要なことです。

結果から申し上げますと、
製作当初より、ともよ様が今回おっしゃっておられるご要望を
理解しておられましたら、咬み合わせの高さもきっちりと合った、
ご希望の審美性を持つインレーの製作も可能であったかと思います。

今後の御対応としましては、
もう一度、ご担当の先生にご要望をきっちりとお話をし、
またご覧になられた症例写真とともに、どのような審美性がご希望で
あるかをお伝えされることが、今回のお悩みを解消する第一歩かと
考えます。

歯科医師といえども一人の人間です。
しっかりとコミュニケーションを行うことが双方にとっての
有意義な結果を生み出します。

満足のいく治療となりますことを、お祈りいたしております。

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