お答えします。この裏側矯正については誤解されている点が多いです。
表側矯正と裏側矯正の違いは、扉の表から引くのか？奥から押すかの違いなんです。だから裏側だから治療できないということはありません。単純に言うと表から治るものは裏からでも治ります。これは当然のことです。

違う点は、ブラケットの付ける位置の違いによって歯の動き方です。
作用点が違うと思ってください。そのために動き方が違います。でもそれで治療に差がでるものではありません。
きちっとトレーニングを受けている先生なら逆に裏側のほうが得意な方もいます。
周りの人に気づかれないのです。そのまま結婚式もできます。テヨンさんはまだ14歳でしたね。

すべてを裏側にすると口の中が狭いのでやりにくいのは事実です。
でもそんなことは患者さんサイドの問題ではなく、歯科医の問題です。
舌に傷がつくということ言う先生もいます。しかしほとんどの方が克服できます。私の患者さんの場合になりますが、これが理由でこれで途中で治療を断念した人はいません。

治りが早かったり遅かったりするということはありません。
これは歯科医の技術レベルの問題です。

裏側矯正は装置が嫌で治療をあきらめている方は多くいます。そういった方にはとてもいいものです。少し恥ずかしがり屋さんの多い日本で生まれました。
でも残念なことに実際に、十分治療のできる先生はまだ少ないです。ですから、もし見えない裏側矯正を希望する場合は、いろいろ質問をしたり、検討してご自身にあった医院を選ぶことをお勧めいたします。

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