スマイルさま、こんにちは。

神谷町デンタルクリニックの高島　美祐と申します。


「歯の色が暗いのが気になって歯を見せて笑えない」という方は、実は結構いらっしゃいます。

その中でも、一番多いケースは、永久歯が出来るときにテトラサイクリン系という抗生剤を内服なさったことによるものが、多いです。


実は、こちらが原因ですと、ホワイトニングでも、なかなか白くなりにくいです。

ただ、白くなりにくいことを前提として考えて、何度も根気よくホワイトニングを行うことによって、改善がみられることもありますが、テトラサイクリン系の歯の暗さの場合、縞模様が診られることがあるので、その縞模様は、残念ながら、消えません。


スマイルさんがご相談された先生のアドバイスによると、まだ若いので骨格が変わるかもしれないと言われた、とのことですが、こちらは、被せたり、ラミネートべニアと言って、歯を一層調整し、白い陶器を張り付ける方法のことだと考えられます。

歯肉のラインが安定するのが、大体１８歳ごろと言われておりますので、以前は、金属の裏打ちが必要な被せ物などの場合は、歯肉のラインが落ち着いた頃に（たいてい、若干、下がってきます。）金属の根元が露出するために、前歯の被せ物などは、１８歳以降が望ましい、と言われてきました。

しかし、現在では、金属の裏打ちなしに被せ物が作れること、また、ラミネートべニアなど、歯の負担が少なく前歯の色調をコントロールできることなどから、ある程度成長のスピードが落ち着いてきているようでしたら、施術が可能になってきていると思われます。

確かに、早い年齢で歯に被せ物やラミネートべニアをなさることは、賛否両論かも知れません。
ですが、そういった経緯をご理解のうえで、それでも歯のお色が気になって、笑うのを我慢してしまう、などということがあるようでしたら、治療をお受けになる価値は、十分にあると考えられます。

スマイルさまが、一日も早く、素敵なスマイルを手に入れることができますよう、心よりお祈り申し上げます。



神谷町デンタルクリニック
高島　美祐

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