キラさんの相談
カテゴリ:差し歯について
こんにちは。前歯上4本差し歯です。歯茎との境目が気になってきて、新しく4本を治療しようとしています。
これから、歳も重なるにつれ歯茎が下がってくることが懸念されるので、先生に少し中に歯を入れて作っては欲しいと相談しました。普通は、何ミリくらい中に入れて差し歯をいれるのでしょうか?
高額ですし、歯への負担も考えると何年かに一度のようなスタンスで新しいものに変えていくのは難しいです。また、2.3年で今のようになってしまうのは不安です。
先生は、歯茎が下がるのは歳とともにしょうがないといいます。ただ沢山中に入れると歯周病の元なので0.5ミリといいます。普通は何ミリいれるのでしょうか?
- 太田歯科クリニック
- ( 静岡県 静岡市 )
- 2017-07-19 16:55:00
「差し歯」は、以前は「メタルボンド」といって金属がベースで前面をセラミック焼付のものでしたが、今は「ジルコニア」という白い素材がベースのものが主流です。
歯茎が下がる、というのは経年的に少しずつはありますが、境目を精密に作られれば、下がる度合いはごくわずかで済みます。深く設定すると、歯茎が必ず炎症を起こし、ひいては下がる度合いも大きくなるという”悪循環”に陥りますから注意が必要です。
ジルコニアベースのセラミックは、際の部分がとても自然なので、境目は浅く設定し、歯肉の健康を保つのがいちばん「長持ち」して「美しい」のです。
歯茎の縁下は0.3mm0.5mmという浅い設定が理想です。
歯茎が下がる、というのは経年的に少しずつはありますが、境目を精密に作られれば、下がる度合いはごくわずかで済みます。深く設定すると、歯茎が必ず炎症を起こし、ひいては下がる度合いも大きくなるという”悪循環”に陥りますから注意が必要です。
ジルコニアベースのセラミックは、際の部分がとても自然なので、境目は浅く設定し、歯肉の健康を保つのがいちばん「長持ち」して「美しい」のです。
歯茎の縁下は0.3mm0.5mmという浅い設定が理想です。