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以前治療した歯茎が後退したようです。早急に治療したほうがいいでしょうか?
12年前に審美治療をしました。上下6本ずつ合計12本です。ラミネートではなくクラウンのタイプで1本10万円ほどでした。
治療前の歯の状態は乱杭歯でした。治療方法は歯を削り(削った度合いはわかりません)型をとって、作った歯をかぶせる方法です。上の歯は3本づつ繋いで被せてあり、下の歯は1本づつ被せてあります。
最近かぶせた歯と歯茎の境目に隙間ができていることに気づきました。歯茎が後退したようです。上の歯2本だけですが早急に治療したほうがいいでしょうか。
 別の質問ですが、審美治療をしたあと定期的に診てもらったほうがいいでしょうか。また、審美の耐用年数はどれくらいでしょうか。

[富山県 42歳 女性 その他]

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歯と歯茎の境目の隙間が気になるとのことですが、その歯だけクラウンを被せ直せば、審美的な要求にはお応えできると思いますが、そうなった原因を考えないと解決にはならないでしょう。将来また隙間があく可能性があります。又、その歯だけ見た目、長くなる場合もあるでしょう。
隙間の空く要因として考えられるのは
1、術者の技術的な問題
型を採る時や、仮歯の時、或いは削る時に歯肉にダメージを与えた場合、後日歯茎は下がります。しかし12年経過ということから、これではないと思われます。連結してあるというのは?
2、歯周病やブラッシングの問題
歯周病が進行している場合、または歯ブラシの当て方が不適切な場合。これは部分的に歯肉が下がる事があります。歯ブラシのみが原因であれば、正しい厳格なブラッシングで戻せるときもあります。歯周病の進行で骨、歯肉の退縮なら戻りません。歯周治療の後で、被せ直すしかないと思います。
3、全体の咬み合わせ状態の問題
作製時と口の中全体の咬み合わせが変化してきて、その部位に力がかかってきている場合。これはやはり退縮を起こす時があります。この場合その歯の処置だけでは解決できません。かみ合わせ状態の分析、診断を行い全身のバランス、機能も考慮して、適切なかみ合わせの再構成が必要だと思われます。
見栄えだけでなく、機能、健康を含めた審美ということです。審美、咬合に造詣の深いDr.に診てもらってください。